こんにちは、いもねじです。
最近あるウイルスが大流行していますよね。
それに伴ってアルコール除菌シートなどの除菌用品が飛ぶように売れています。
お店では常に品切れの状態が続いているみたいです。
お酒ってアルコールだから消毒に使えるよ!
最近こんな話をよく聞きます。
果たして本当なのでしょうか?
消毒用アルコールはどんなもの?
消毒用アルコールは濃度が75度以上のアルコールです。
それ以下だと除菌・殺菌の効果が十分に発揮できないようです。
また、アルコール度数が高ければ高いほどいいのではなく、利用しやすい濃度(70度~80度)に調節されているようです。
アルコールは揮発性が高いので度数が高すぎるとすぐ蒸発してしまったり、引火しやすくなったりしてしまいます。
身近なお酒は消毒用アルコールとして使える?!
消毒用アルコールや除菌シートなどが売り切れて一時的にスーパーのお酒売り場が品薄になったという話を耳にしました。
さて、身近なお酒は消毒効果を持っているのでしょうか?
日本酒
日本酒って強いお酒のイメージですよね。
実は日本酒の度数は15度くらいなんです。
高くても20度ほどらいですね。
消毒用アルコールにはまだまだです。
焼酎
焼酎は度数が高いが酔いにくいお酒として知られています。
蒸留酒だからですね。
沖縄の泡盛なんかも有名ですよね。
焼酎の度数はだいたい25度くらいです。
泡盛は30度くらいです。
こちらも消毒用アルコールにはまだまだです。
ウイスキー
高い度数のアルコールを楽しめるウイスキーはなんだか期待できますよね。
しかしウイスキーの度数は高くてもストレートで60度ほどです。
惜しいですね。(笑)
ある程度の除菌効果は期待できるかもしれません。
ちなみちなみに日本で販売されているウイスキーは40度ほどのものが多いみたいです。
その他
その他よく目にするアルコール度数が高そうなお酒の度数を紹介していきます。
テキーラ
38度~40度
ウォッカ
40度ほど
ブランデー
40度~50度
ジン
40度ほど
残念ながらこれらのお酒は消毒用アルコールと比べてあまり除菌・殺菌の効果はなさそうです。(少しは効果があるかもしれません)
おいしくいただきましょう。
消毒用アルコールとして使えるお酒
それではスーパーやネットで購入できるお酒で消毒用アルコールとして使えるものはどんなお酒でしょうか?
紹介していきます。
スピリタス
スピリタスはお酒の中で最も度数が高いものです。
なんと96度もあります。
消毒用アルコールとお酒のアルコールは一緒なのでスピリタスを水で少し薄めたものはしっかりとした殺菌効果があるみたいです。
その他
スピリタスの他にも度数の高いアルコールはあります。
ラムの一種であるロリンコ151やアブサンなどが70度~80度ほどあります。
これらは日本でも購入できるお酒で度数もちょうどよく消毒用アルコールとして使えるみたいです。
ただし、お酒を消毒用アルコールと使うのはべとべとしてしまったり、匂いや色が移ってしまったりするのであまりおすすめできません。
あくまでも非常時の知識の一つとして覚えておきましょう。
【豆知識】消毒用アルコールの作り方
いたるところで消毒用アルコールが売り切れている中、ドラックストアで「無水エタノール」が売っているのを見ました。(たまたまかもしれません)
実はこの「無水エタノール」から消毒用アルコールを簡単に作ることができるのです!
その作り方を簡単にご紹介しますね!
材料
・スプレーなどの入れ物
・無水エタノール
・精製水
これだけです。無水エタノール、精製水はドラックストアで購入することができます。
作り方
作り方は簡単です。
無水エタノールと精製水を7:3で混ぜるだけです。
これでだいたい70%の濃度の消毒用アルコールを作ることができます。
香り付けにアロマオイルなどを入れてもいいみたいです。
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